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大使館とのイベントで国際理解するIWCJ

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Unites all women, all nationalities.
1. We value DIVERSITY
2. We build SOLIDARITY
3. We promote SOCIAL CONTRIBUTION ACTIVITIES

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2013年12月8日(日)

アルゼンチン・コロンビア・エジプト・スーダン・フィンランドほか さまざまな国を旅する一日

リトルアンバサダーでコミュニケーションする楽しさやミッションを達成する楽しさを知った(好奇心をもった)子どもたちは、もっと上手に伝えられるよう、クリティカルシンキング作文、語学(アラビア語)などを積極的に学ぶようになっています。さらに、今年は第2世代チームを中心に、エジプト政府がコーディネートくださり、エジプトに国際交流活動にでかけたりもしました。
2014年からは、いよいよ心拓塾の講師たちとのコラボレーションで、HABATAKI PROJECTも本格始動します!

オープニング
エジプト民族舞踊「タンヌーラ」

くるくる クルクル ・・・

今年のホリデーパーティーは、タンヌーラ から始まりました。エジプト視察に行ったリトルアンバサダーたちがクルーズ中に楽しんだ舞踊「タンヌーラ」。くるくると、ずっと回転しつづけます。

エジプトの国際理解、リトルアンバサダーエジプトの国際理解、リトルアンバサダー

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ワークショップ(抜粋)

エジプト・スーダン・フィンランド・アルゼンチンについて

各国料理とホテルビュッフェが並びました

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キューバとコロンビアの音楽

リトルアンバサダーたちの活動報告(抜粋)

エジプトでの活動について

リトルアンバサダーたちは、2013年のゴールデンウィークにエジプト政府観光局と駐日エジプト大使館のサポートで、エジプトでリトルアンバサダーとして活動し、帰国後に駐日エジプト大使館で大使に報告するというエジプトミッションを実施しました。

エジプトの国際理解、リトルアンバサダーエジプトの国際理解、リトルアンバサダー

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STEMプログラムの活動について

フィンランド大使館と心拓塾の講師陣(手塚プロダクションの松谷代表や、一休さんの石黒育さん、杉並アニメーションミュージアム館長の鈴木伸一さん、田村セツコさん)そしてヤフー株式会社と株式会社enishの協力で、こどもたちがプログラミングを学ぶプロジェクトがはじまりました。


サマープログラムでの活動について

2013年のサマープログラムのテーマは「EUの果敢な挑戦」。共同体・チームというものについて考え、プレゼンテーションをEU大使館で行いました
EU大使館の皆様、エジプト大使館の皆様、松竹代表の迫本さん・田中傳次郎さんほか歌舞伎座の皆様、海洋冒険家の白石康次郎さん、Mrルマンで現役レーサーの寺田陽次郎さん、ブレイヴォーバラの楠瀬誠志郎さん、「自分で考える力」の狩野みきさん、越後妻有大地の芸術祭の皆様、鬼太鼓座の皆様、切腹PISTOLSの皆様、絵本作家の田島征三さん、「にほんごであそぼ」のおおたか静流さん、enish社取締役の公文さんほか ゲームクリエイターの皆様、ロボットクリエイターの古田貴之さん、プラネタリウムクリエイターの大平貴之さん、東京プリンスホテルの皆様など、たくさんの皆様のご協力でさまざまな体験をすることができました。

エジプトの国際理解、リトルアンバサダーエジプトの国際理解、リトルアンバサダー

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ピニャータ

ピニャータに抽選会にプレゼント!

プレゼントは、各国大使館の皆様やゲストの皆様が、リトルアンバサダーたちに手渡しされました。最後は毎年恒例のピニャータ!  IWCJ会員の皆様のご協力でたくさんの手作りピニャータを用意することができました。

GMNマンスリー
子どもの自信と笑顔を育むアメリカの子育て

講師:兵藤ゆきさん(タレント、チャイルドコーチングアドバイザー)

1996年に長男を出産し、その後、ニューヨークで11年間暮らした兵藤さん。アメリカでの子育てを通じて、子どもの自信と笑顔を育むアメリカの教育、大人と子どもの関係などについて爆笑エピソードを交えてお話くださいました。

<講演の主な内容>
○ 高齢出産だったが、トラブルのない妊娠生活。夫の留学についてニューヨークへ。
○ 息子は現在17歳で12年生。米国の教育制度は、日本の年中がPre-K、年長がK(キンダーガーテン)。キンダー(1年生)から5年生までがelementary(小学校)で、私立や公立のgiftedなどいろいろある。6~9年生がmiddle(中学)、9~12年生がhigh school(高校)。息子はキンダーから私立学校へ。
○ 米国では、子どもは親(大人)が必ず見守らなければならないことになっており、日本に一時帰国すると、電車のホームなどに子どもがランドセルを背負ってぽつんと立っていたりして、子どもが放っておかれる感じがする。日本では子連れだと無視されるので透明人間になったようだと言う友人もいる。反対に、米国では、子連れで歩いていると周囲から声をかけてくるし、ものすごくほめてくれる。
○ 息子が4歳から入ったプリスクールはYMCA(大崎麻子さんの長男と同じ)で、1クラス14-5人に3人の先生がついていた。親子で入学でき、子どもが親と離れられるようになったら親は出るしくみ。初日、行ってみたら、一人の子が別の子を積み木でたたいていた。すると二人の先生が殴った子と殴られた子をわけてそれぞれ隅に連れていった。殴った子を連れていった先生は「What’s wrong?」「何があったのか説明して」、そして子どもの話を聞き、「Ok, ok. I know.」など子どものいうことを肯定し、最後は「What do you think?」 殴られた子がもう忘れて遊んでいると、殴った子がそこへ行って「I’m sorry」と。その間、先生はI’m sorryと言いなさいとは一度も言っていない。先生いわく「He knows」とのこと。
○ こうした対応は時間がかかるし、面倒だが、子どもが成長した時は子どもが自分で考えて行動してくれるようになるので。かえって楽になる。米国のお母さんは、辛抱強く説明をする。Negative Positive 、cost Performanceなどを考えさせる。急がば回れ。
○ とにかく、小さいころからWhy →becauseの説明を求められる。4、5歳のころからShow & Tellで鍛えられる。2000年のブッシュ・ゴアの大統領選のときは、それについてのディスカッションまであった。「お父さん、お母さんと新聞を読んだり、テレビニュースを見てもいいわね」と。なぜなら、、、のレッスンができている。
○ 米国では、子どもを一人の人間として扱い、親は見守り、安全を守る。その中では自由にさせている。
○ そして、人と違う意見はExcellent! Great!とほめる。反対にMe,too.などと言えばWhy?と聞かれてしまう。
○ 一方、日本では人と違うとたたかれる。日本の幼稚園に体験入学したとき、子どもがお弁当を残した、すると先生が「今日はお弁当を残していました。お母さん、量を見てあげてくださいね」と言われて驚いた。
○ この違いは儒教の国とソクラテスの国の違いかと思う。ソクラテスはみんなで考えようだが、儒教は「子いわく」ということで、先生が言えば正しいと考える。
○ 人間と動物の違いは、言葉があること。喜怒哀楽のうち、特に「怒」の感情を抑えて言葉で表現する。自分の言葉で説明できる、ということが重要。
○ 親に対する三つのアドバイス。

1 理由もなくDo it! はだめ。子どもに「あなたを子ども扱いしていた私が子どもでした。あなたと私は対等です。今はたまたまあなたの親としての役割をしているだけです。あなたをProtectはします。別に偉くはありません。」と謝ろう。
2 チャイルドコーチングでは「あいはくりようかん」と言う。
  あい  相槌をうつ
  くり  繰り返す
  よう  要点をまとめる。
  かん  共感してあげる。
3 子どもをほめる。肯定する。このことでやる気のホルモンも出る。ポジティブな子どもになる。
この3つは、大人がやること。社会に文句を言っても仕方ないので家庭内で始めよう、

○ ハグをして、子どもの話を聞き、大人として扱うことが大事。成熟させてもらえなかった私たち(日本人)にできること。

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『世界女の子白書』が生まれた理由

講師:小野美智代(ミッチ)さん(国際協力NGOジョイセフの広報チーフ、GMNコアメンバー)

とてもおしゃれでパワフルな女性、5歳の女の子のママでもあるミッチが、昨年9月に刊行された「世界女の子白書」について話してくれました。

<ミッチのお話の主な内容>
○ジョイセフ(http://www.joicfp.or.jp/jp/)は45年前に日本で生まれたNGO。日本は昔、新生児死亡率が高かったが、戦後一気に下がった。そこで、これを新生児死亡率の高い国・地域にいかしていこうと設立された団体。
○2011年3月8日の国際ガールズデーにピンキーリングをスタート、これまでに8万個を販売。電通ギャルラボは、ギャルとチャリティを結びつけようと、女の子は世界のどこでもかわいいものが好き、に注目。ピンキーリングは二色になっており、1つの色は私、もう一つは海の向こうの女の子のことを考えるというコンセプト。学校、恋、仕事、などテーマで色違いがあり、350円のうち100円が途上国か東北の女の子のために使われている。
○(ミッチは)出産して母となり、海の向こうの女性とも「産む」というところで共感し合えるのではないかと思うようになった、そこで、ジョイセフに広報チームを作り、自らチーフに就任した。ジョイセフの広報は妊娠中の女性の写真1枚では説明が難しい面がある。もっと掘り下げて知りたいというリクエストもあり、電通ギャルラボのみなさんと「世界女の子白書」を作った。
○この写真(「世界女の子白書」80-81ページ、渋谷の女の子たちは渋谷109で買った服、タンザニアの女の子たちはカンガ(華やかな柄のドレス)を着て笑顔でポーズをとっている)を見てほしい。左が渋谷の電通ギャルラボの女の子、右がタンザニアのダルエスサラームの女の子たち。タンザニアの女の子の中には母親もいる。撮影のために集まったのではないが、ポーズをして!と言ったらポーズしてくれた。みんな笑顔がかわいく、おしゃれが大好きなところは変わらない。
○ここでクイズです。世界で、10代の女の子が命を落とす最大の原因は何でしょうか?
 答→妊娠・出産・中絶。1日に800人亡くなっており、これは2分に1人ということ、そしてそのうち200人は中絶により亡くなっている。このほとんどは途上国で起きている。
○女の子に関するほかのデータも見ていくと、、、、
平均出産数 日本1.39人、ニジェール6.9人
平均初婚年齢 日本29歳、ニジェール15歳
中学就学率 日本99%、アフガニスタン15%
女性の経済活動参加率 日本104位、タンザニア70位(世界経済フォーラム男女平等ランキング2013より)
国会議員に占める女性の割合 日本8%、スウェーデン45%、中国21%、ドイツ33%
女性の役員比率 日本1.1%(先進45か国中44位)、ノルウェー36.1%、フランス18.3%、アメリカ14.0%
世界経済フォーラム男女平等ランキング 日本105位、ドイツ14位、タンザニア66位、アメリカ23位
○ジョイセフが支援している地域の紹介。日本からはカタール経由でタンザニアへ。ダルエスサラームから小型機でムワンザへ、そこから車で3時間走るとシニャンガ。
ここに住むジュリアナさん(28歳)は、12歳で結婚し、13歳で初産、計10回の出産(うち2回は死産)で8人の子どもがいる。
多産の理由は、家族計画の方法を知らない、多産が喜ばれる、とくに女の子が多いほうが潤う(女性の実家は結納で牛をもらえ、若い方が多くもらえる)、夫の意見に従い、決める自由はない、などの理由によるもの。しかし、ジュリアナさんは自分がかわいそうとは思っていない。母も祖母もそうだったから。
ジョイセフは、こうした文化を変えよう、ということはしない。健康という視点で支援を行っている。日本であれば助かる命を救えたらいいなと思って支援をしている。
○ジョイセフが支援している国の人々は、東日本大震災の時支援をしてくれた。これは日本がこれまで支援をしてきたから。お互いさまだ。友だちをサポートする感覚で支援をしてほしい。
(文責:丹羽)

これまでのホリデーパーティー

2012年

2011年



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